2014年度修了者

F.K.さん
(工学部建築学科 2014年度3月卒業)

国際日本学修了を目指すきっかけとなったのは、3年生の夏にグローバルインターンシップに参加したことでした。そして「建築」という理系の専門分野だけではなく、「国際日本学」を履修することで学びの軸をもう一つ増やすことにつながるのではないかと考え、このプログラムの修了証書取得を目指すことを決めました。履修にあたっては日本と世界の様々な側面を学び、さらにそれを自分の言葉で発信する学修が出来るように計画し、文学部や教育学部の授業などからも幅広く受講しました。そして4年生では建築分野での卒業論文の研究やゼミでの発表だけでなく大学院入試の対策もする中、国際日本学受講科目の授業レポートや英語でのプレゼンテーション準備に取り組み、また6月には短期の留学を経験しました(写真参照)。学部3年生からの2年間での修了証書取得は決して楽なものではありませんでしたが、プログラム修了後の今ではこの理系と文系にわたる二つの学びの軸がしっかりと絡み合っているように感じています。春からは東京大学大学院に進学しますので、新しい環境でも学びの軸をさらに成長させたいと考えています。在学生で取得を目指す方は専門分野の学修だけではなく、自分の可能性を広げる場として早くから国際日本学を活用してもらえればと思います。

留学体験

2014年6月 ソーラーデカスロン大会に参加
(国際日本学指定科目 グローバルインターンシップとして履修、留学区分単位として認定)

一般の方にも理解してもらえるように、建築の専門用語を使わずに日本チームの住宅について展示会訪問者に簡単な英単語を用いて説明するように心がけました。

I.M.さん
(文学部日本文化学科 2014年度3月卒業)

大学での専門は日本文学ですが、国際交流に興味があり、学部1・2年生の時から留学や、外国人への日本語教育のボランティアに挑戦していました。国際日本学のプログラムが出来たのは、私が学部3年生の時でした。日本と海外の両面について学べるという点に興味を持ち、修了証書の取得を目指して履修計画を立てました。学部においては、留学生と同じクラスで授業を受け、意見を交換するという機会があまりなかったため、留学生と一緒に受けることの出来る科目を積極的に受講しました。ジャパニーズスタディーズ(JS)は、主に英語を用いてディスカッション等を行ったので、英語を使って自分の意見や考えを発信するというスキルが身についたと感じています。私はホテルへの就職が決まっており、海外からのお客様と接する機会も多いです。今まで学んだ知識やスキルを、接客にも生かしたいと考えています。国際日本学のプログラムに少しでも興味のある方は、「自分はこれだけの事を学んできた」という自信につながるので、ぜひ修了証書の取得を目指して欲しいです。グローバル化が進む社会において、国際日本学で学んだことは、きっと貴方の武器になります。

留学体験

2012年 アメリカ アラバマ大学へ短期留学
2013年 カナダ アルバータ大学へ短期留学
(国際日本学指定科目 海外研修英語科目として履修、留学区分単位として認定)

アラバマ大学短期留学の際にはFarewell Partyで、JapanNightを企画・実施し、現地の留学生と一緒に日本の遊び等を楽しみました。また、アルバータ大学への短期留学時には初めてのゴルフを体験するなど、英語を学ぶだけでなく、現地の生活や文化にも触れることが出来ました。