修了者インタビュー
国際日本学修了者の経験談を視聴して、みなさんの履修計画の充実化に役立てましょう!
国際教養学部卒業 大西さん
教育学部卒業 鎌田さん
修了者からのメッセージ
H. K.さん
(教育学部特別支援教育教員養成課程)
Q
国際日本学修了をめざすにあたり、どのような点に特に気を付けていましたか?
A
4年間で修了に必要な科目を効率的に履修していくことに気を付けていました。教育学部の1、2年次は必修授業が多く、空いている時間に国際日本学の指定科目の中で、履修が可能な授業をできるだけ取るようにし、その後、3、4年次に足りない単位を埋めるイメージで履修していました。私の場合、1タームに履修できる科目数に制限のある「イングリッシュコミュニケーション」の授業は、先々を見据えて1年生の後期から受講し続けていましたが、それ以外の科目に関しては関心がある科目から積極的に履修するようにしていました。
Q
国際日本学で学んだ科目の中で、英語力向上に役立った科目について教えてください。
A
「イングリッシュコミュニケーション」の授業です。この授業では、必然的に「英語を話さなければならない」環境にいることができるので、スピーキングはかなり上がったと思います。ちなみに、私は1,2年生の時全く英語を話せず、クラスでも最下層でとにかく辛かったのですが、単位は欲しいため授業に出続けるという... 根性が付いたと思います。(笑)
また、このほかにも話す言語は英語オンリーの「イングリッシュハウス」に足しげく通い、留学生の友達と積極的に交流するなど、英語を話す環境に自分を置くことで、次第に変なプライドを捨て、「英語のネイティブではないから英語を話す際にミスをするのは当たり前だ」と思うようになり、気が付くと、「あれ?英語話せるかも」と実感するようになりました。
Q
本プログラムの修了をめざしている後輩にアドバイスやメッセージがあれば教えてください。
A
他の学生より授業を多く履修する必要があり、教養展開科目を年下の学生に混じって受けなければならなかったりし、「卒業単位足りない人」みたいに思われ、気まずい、辛いと感じることもあると思います。私もそれが嫌だと感じることもありましたが、単位をしっかり取得していけば、必ず国際日本学を修了できます!
更に、英語に関する授業などでレベルを上げていくと、自分に刺激を与えてくれる学生と出会うチャンスが掴めますし、加えて留学経験を積むことで国際感覚を培うことは、卒業後を見据えても価値あるものになるはずです。
大学生活で「国際日本学を取った!」と、成し遂げたことを言うことができるのは、何となく4年間過ごすより価値があると思います。頑張ってください!
M. O.さん
(国際教養学部国際教養学科)
Q
国際日本学修了をめざすにあたり、どのような点に特に気を付けていましたか?
A
国際日本学の修了の為には、比較的多くの「イングリッシュコミュニケーション」の単位取得をする必要があります。そのため国際教養学部の必修科目の受講などで比較的登校日数が多い、1-2年時に出来るだけ履修するように心がけました。また修了に必要な留学については、4年間での卒業に必要な科目の開講タームや時限を考慮し、ギャップターム(国際教養学部の卒業に必要な必修科目が開講されないターム)に指定されている、第2タームに実施しました。これにより、卒業に必要な科目を効率的に履修しながら、4年間で国際日本学を修了することが出来ました。
Q
国際日本学の指定科目の中で、オススメの科目はありますか?
A
「グローバル・スタディ・プログラム(GSP)」です。この科目は、よくある普通の語学留学ではなく、もう一歩踏み込み、米国など外国に実際に渡航し、現地の大学生とともに実地調査や研究、ワークショップを行うことで、より実践的な留学経験を積むことが出来る非常に魅力的な科目です。私は米国のオハイオ州南西部にあるシンシナティという街に2週間ほど滞在し、現地のシンシナティ大学の学生と一緒に、ワークショップを通じてモビリティと空間デザインについて学びました。プログラム終盤の研究発表では、地域にあまり使用頻度が高くない路面電車があることに注目し、これを地域産業であるビールと組み合わせることで、利用を活性化できるといった内容の発表を行いました。このような経験は普通の大学生活では経験できないため、大学で何かやりたいと漠然と考えている方には、刺激的で後悔しない体験ができるという意味でも、かなりオススメです!
Q
本プログラムの修了をめざしている後輩にアドバイスやメッセージがあれば教えてください。
A
大学での4年間で、「国際日本学を修了する」という目標を持てたのは、私の学生生活にとって間違いなくプラスでした!
在学中に行った、4回の留学への継続的なモチベーションにも繋がりましたし、もちろん英語力を伸ばすこともできました。必修の授業との兼ね合いなど、様々な理由でなかなか計画通りに履修が進まないこともあるかもしれませんが、副専攻を修了できた達成感は格別です。あきらめることなく、精一杯取り組んでください!
W. O.さん
(理学部化学科)
Q
在学中の留学経験を教えてください。
A
私は在学中に3回留学を経験しました。 1度目はカナダの語学学校での1か月間の語学留学、2度目はドイツで行った2週間のグローバル・スタディ・プログラム(GSP)、最後にドイツ東部にあるライプツィヒ大学での1年間の交換留学です。 中でもドイツで行った1年間の交換留学が印象に残っており、現地では私の専門である「化学」と、留学前から学習していたドイツ語を専門的に学んでいました。 私は海外で長期間生活するという経験をしたことが無く、生活や文化に慣れるのに苦労しましたが、現地でヨーロッパ各地から来た留学生と交流できたことや、現地の講義をドイツ語で受講するという経験は何物にも代え難い経験でした。
Q
国際日本学で学んだ科目について、今後役立つと感じた科目について教えてください。
A
たくさんありますが、中でも、英語を積極的にアウトプットし試すことのできる場として「イングリッシュ・コミュニケーション」。英語以外の外国語および文化圏に関する知識の獲得や深い理解につながる「語学(英語以外)の科目」。また英語を用いた海外の学生と実践的な交流(グループワークやフィールドワーク)を行うことが出来る「GSP(グローバルスタディプログラム)」などが、自身の能力を高める事に役立ったと実感しています。
Q
本プログラムの修了をめざしている後輩にアドバイスやメッセージがあれば教えてください。
A
国際日本学の修了を目指す/目指さないにかかわらず、千葉大学は現在様々な形で大学の国際化を進めるため、語学学習や文化学習、留学機会の提供など、各種プログラムや講義、サポートの充実化に注力しており、学生である我々はこれらの恵まれた環境をぜひとも活用するべきだと思っています。 私自身も語学面だけでもイングリッシュハウスや、カナダへの留学を通じた英語学習のみではなく、さらにドイツへの長期留学を通じた第二外国語の学習にもチャレンジしました。 こんなにいろいろなことに挑戦できる環境はそうそう無いので、在学中は、様々なことに関心を持ち、海外へ目を向けながら、自身の外国語能力やグローバルな対人スキルを磨く機会としてもらえたらと思っています。頑張ってください!