修了者等へのインタビュー
国際日本学修了者の経験談を視聴して、みなさんの履修計画の充実化に役立てましょう!
教育学部卒業 岡部さん
教育学部卒業 中村さん
教育学部卒業 中島さん
法政経学部卒業 今井さん
修了者等からのメッセージ
【修了者】 E. I.さん
(法政経学部法政経学科)
Q
国際日本学を履修した感想を教えてください。
A
留学説明会で国際日本学のことを知り、興味の湧く授業やプログラムが沢山あったので、せっかく留学をするなら取得を目指してみようと、履修を始めました。私の場合、留学や国際体験での学びが、学部の専攻や卒業論文のテーマの決定に直結しました。また高学年になると就活などの面接で、国際日本学の修了を目指していることや、指定科目である「グローバルボランティア」で得た国際経験をもとに、異文化理解があることをアピールできたこともあり、目指してよかったと思っています。最終的には、主専攻以外でのこれまでの努力を証明する修了証書が欲しいと思い、履修にラストスパートをかけました。
Q
国際日本学で学んだ科目の中で、印象に残っている科目について教えてください。
A
特に印象に残っているのは「グローバルボランティアの国内のプログラム」です。事前学習では「ボランティアとは何か」ということや、「日本において外国にルーツを持つ人々が抱える問題」などを学びましたが、それまで知らなかったことが多く、海外に目を向ける前に足元、日本の問題も理解しなければならないと反省しました。
また、私はボランティアの一貫で、ムスリム女性向けの日本語教室で会話練習のお手伝いをしたのですが、女性たちから大学生と話せて楽しかったとお言葉をいただき、とても嬉しかったのが忘れられません。もちろん、私たちも女性たちから違う場面で与えてもらっていたのですが、ボランティアには色々な形がある中で、活動が直接相手の役に立ち、喜んでもらえたとその場で実感できたのは、貴重な体験だったと思います。
Q
英語力向上の秘訣を教えてください。
A
2つご紹介します。まず1つ目は、英語科目「イングリッシュコミュニケーション」の継続的な受講です。1年間同じ先生の下で英会話を学ぶことで、主張をするときの定型文など、習ったフレーズを繰り返し練習することができ、本当に身につけることができたので良かったと思っています。ブリティッシュカウンシルのネイティブの先生なので、発音を正してくれたり、イギリスの文化などを教えてくれたりするのも勉強になりました。2つ目は「留学生など英語を話す友達を作ること」です。会話が勉強になるのはもちろん、SNSでやり取りする際に、スラングなど知らなかった表現を学ぶことが多かったです。また友達ともっと話せるようになりたいと思うと勉強のモチベーションがアップしますし、とても貴重な存在だと思います。
今はコロナ禍で難しいこともありますが、イングリッシュハウスの「1 to 1 conversation」や「英会話アプリ」などを利用して、できるだけ頻繁に英語を話すようにしています。
Q
国際日本学の修了をめざしている後輩にアドバイスやメッセージがあれば教えてください。
A
グローバル人材を目指すなら、国際日本学の修了を目指して間違いないと思います。講義型から留学、国際体験まで、英語力や思考力の向上につながる授業が沢山あります。1つ1つの授業が少しずつ自身の力になるので、結果的に諦めざるを得なくなっても気にする必要はないと思います。ただ、履修を進めるうちに新たな目標や研究対象が見つかることもあるため、一通り受講してみることをお勧めします。私の卒業論文も、留学やグローバルボランティア、グローバルインターンシップで学んだ事がつながった結果、執筆することができました。
何となく履修し始めた国際日本学でしたが、修了を目指して本当に良かったと思っています。グローバル人材としての能力が向上できたことはもちろん、授業等を通して留学生や近い道を目指す友人にたくさん出会い、4年間楽しく過ごせたことに感謝しています。
皆さんも様々な経験をして、大学生活4年間をぜひ充実したものにしてください。
【履修証明書取得者】 K. O.さん
(教育学部小学校教員養成課程)
Q
国際日本学で学んだ科目の中で、印象に残っている科目について教えてください。
A
国際日本学履修のきっかけは、英語力の向上と英語学習のモチベーション向上でしたので、「イングリッシュコミュニケーション」や「現代日本政治論」などといった英語開催の授業は積極的に参加するようにしました。また、4年生の後期には国際政治や国際関係論に関する授業を複数履修しましたが、現在世界で起こっているニュースを理解する上で必要な視点や知識を身につけるのに非常に役に立ちました。留学関連科目では、教育学部で開講されている「ツインクルプログラム」という、東南アジアで理科の授業を行う科目も印象に残っています。私は、コロナウイルス感染拡大の影響で実際に渡航はできなかったのですが、海外からの留学生や教育学部以外の学部生と交流をして授業を作った経験はとてもいい経験になったと感じています。
Q
英語力向上の秘訣を教えてください。
A
私が工夫していたのは、意識的に目標をつくって努力を続ける事です。
例えば私の場合、英語力の向上を目的に、TOEICでの高スコアを1つの目標にしていました。 学習開始前はTOEICのスコアが600点前半でしたが、少しでも高スコアに近づくため勉強を続けた結果、1年半後には800点台のスコアを獲得することが出来ました。また、その他の工夫として、英語を話したり、読んだり、聞いたりする機会を意識的に増やすように気を付けていました。これについては英語科目(他学部含め)を意識的に受講することに加え、イングリッシュハウスで提供されている「Conversation session」という海外の留学生と話すトレーニングに積極的に参加したり、他大学が開催している英語プログラムに参加したりすることで、少しずつ実践的な英語力を身に付ける事が出来たように思います。
Q
本プログラムの修了をめざしている後輩にアドバイスやメッセージがあれば教えてください。
A
少しでも国際日本学に興味がある人は早めに履修計画を立ててみることをオススメします。学部の卒業要件以外にも指定科目の履修が必要だったり、もし英語で実施される授業を受けたりする場合は、語学力の面などで辛いこともあるかと思いますが、熱意のある先生と学生が多く集まる授業が多く、刺激的に学習できると思います。また、ただ日々講義を聞いているだけでは気づかないような大学の制度やプログラムもありますので、積極的に先生や事務の方に相談して情報収集してみてください。
【履修証明書取得者】 M. N.さん
(教育学部小学校教員養成課程)
Q
国際日本学を履修した感想を教えてください。
A
将来教育分野で国際的な仕事がしたいという目標に向かって、授業を講義中心に宗教、紛争と平和、世界史など多岐にわたって取れる限り取りました。これらの授業を受けること自体は国際日本学を履修しなくても出来ますが、「イングリッシュコミュニケーション」等の国際日本学を履修していなければ受けなかったであろう科目を受講出来た事が、結果的に国際社会で求められている「英語をツールとして」課題を解決していく能力の向上に繋がったように思います。また、国際日本学を修了するんだ!という目標が、最後まで卒業論文と並行して自身の関心のある分野を学び続けるモチベーションになったと感じています。
Q
国際日本学で学んだ科目の中で、印象に残っている科目について教えてください。
A
私が印象に残っている科目は2つあります。
1つ目は英語科目「イングリッシュコミュニケーション」です。この科目ではネイティブの講師と他学部の仲間と生きた英語を学ぶ事ができました。特にディスカッションで使えるフレーズや、プレゼンテーションで使えるフレーズを学び実践する事で、進学や就職にも役立つ語学能力を身につける事が出来たと思っています。 次に、「アウトリーチ活動*」です。私はこのプログラムの中で実際にタイに渡航し、現地の中高生に対して日本語指導のサポートを行ったり、現地大学生との交流を行ったりしました。この時に出会った同じ学部の千葉大生や、タイの学生たちとの交流は3年経った今でも続いており、いつかまたこの時の仲間とタイの友達を訪れたいと考えています。
※この科目は教育学部のプログラム「Global+」の別称です。
Q
英語力向上の秘訣を教えてください。
A
とにかく使ってみる事だと思います。私は3年生まで、英語力が原因で国際交流や国際問題に興味があるにも関わらず、英語のイベントに参加することや留学生の友人と話すことに抵抗を持っていました。しかし4年生になり、なるべく毎日英語を使おう!と決心してから、イングリッシュハウスのConversation Sessionを毎日のように利用しました。また、IELTSという英語の資格取得を目指し、自身のスピーキング力やライティング力をネイティブの先生に点数化してもらったり、卒業論文を英語で書くことに挑戦し、英語の文献をたくさん読みました。このように毎日の地道な努力を4技能すべての方向から積み重ねていけば、お金をかけなくても十分に英語力を向上させることはできると思います!
Q
国際日本学の修了をめざしている後輩にアドバイスやメッセージがあれば教えてください。
A
国際日本学が気になったらひとまず申し込んでみる事をお勧めします! 取り切れなかったからといって罰則があるわけでもないですし、豊富な授業の中から気になる授業を見つけて気軽に受けてみることで、専門分野以外の興味に思いがけず出会うかもしれません。また、留学や語学学習をする中で、国内外を問わず多くの繋がりが出来たり、世界に対する視野が広がります。なにより履修終了後、国際日本学を通して得た経験は、自身が当初予想していたより大きな「将来への力と武器」になっているはずです。
【履修証明書取得者】 H. N.さん
(園芸学部園芸学科)
Q
国際日本学を履修した感想を教えてください。
A
4年生の春ごろに、事務の方からご連絡をいただき、自分が国際日本学の履修要件を満たす事ができる可能性がある事を知りました。国際日本学という副専攻プログラムの存在は何となく知っていましたが、連絡をいただいたことをきっかけに、履修証明書取得を考えるようになりました。もともと、英語や外国語、留学などのグローバルな科目が好きで、積極的に単位を取得していたので、履修証明をいただくために追加で受けた授業は2単位分で済みました。私の方法はあまり計画的とは言えませんが、1年生のころから自ら積極的に国際日本学に関係する授業を受けていたので、今回の履修証明取得に繋がりました。よって、1年生のころから、就活、卒論、資格試験などを考慮して計画的に履修することをお勧めします。
Q
国際日本学を履修している中で、印象に残っている経験について教えてください。
A
1か月間アメリカに留学に行ったことは、今でも強く心に残っています。現地の人たちの“生きた英語”に触れることができ、1か月という短い期間でしたが、自ら積極的に話しかけ、コミュニケーションをとることの楽しさや難しさを学ぶことができました。また、イングリッシュコミュニケーションは、今まで受けてきた英語の授業の中で、より実用的な授業だったと感じています。英語のインプットではなく、アウトプットする機会というのはなかなか少ないので、ぜひ積極的に履修することをお勧めします。
Q
英語力向上の秘訣を教えてください。
A
毎日必ず英語に触れることだと思います。「寝る前に単語を五つ覚える」「朝の通学時間に英会話ラジオを聴く」など、ほんの小さなことで大丈夫なので、毎日コツコツと継続することで、少しずつ上達すると思います。また、目標設定も大切です。ただ英語を勉強するのではなく、どの力をどのくらい伸ばしたいのかを明確にし、その目標設定に沿った勉強法を自分で考えるべきです。目標があると、途中で躓いた時も、再開するモチベーションに繋がると思います。
Q
国際日本学の修了をめざしている後輩にアドバイスやメッセージがあれば教えてください。
A
決して簡単なことではありませんが、国際日本学の修了という目標を成し遂げた時、自信がつきますし、学んだことは今後の生活において必ず役に立つと思います。悩んでいるなら、とりあえずやってみる。頑張ってください、応援しています!!