修了者等からのメッセージ
国際日本学2024 修了者インタビュー
2024年度前期修了者 N. M. さん 教育学部英語教育コース
Q1
いつごろから国際日本学修了をめざしましたか?
A1
学部1年生ごろです。
Q2
国際日本学修了をめざした動機として重要な位置を占めたのはどのような要因でしたか?
A2
グローバルな思考力の向上に役立つと思ったから、英語力を高めたかったから、主専攻以外の分野も学びたかったから、グローバルな環境での仕事をしたかったから、と複数あります。
Q3
国際日本学修了をめざすにあたり、どのような点に気を付けて履修計画を立てましたか?
A3
1、2年生のうちに指定科目を2/3ほど履修し、3、4年生の間に修了できるように計画しました。
Q4
国際日本学で学んだ科目について今後役立つと感じた科目について教えてください。
A4
「宗教と社会」です。他の科目に比べて留学生も多く履修しており、英語と日本語の両言語で進められていくため、どちらの言語でも考える力がつくと感じました。自身が学んできた範囲とは異なる語彙が身につき、宗教についてより深く考えられるようになりました。外国人旅行者をはじめ、様々な宗教を信仰した人々が増えている今、自分の国の宗教について考えることが大切だと実感しました。
Q5
国際日本学履修区分について、国際日本学を構成する科目群のうち、取得計画を立てることが難しかった区分はどれですか?
A5
英語(専門/展開英語)です。開講されている科目が少なく、とりたいと思っても必修と重なっていて履修できないということがありました。また、留学区分は、コロナ禍に入学したこともあり留学が物理的にできませんでした。4単位はENGINEプログラムだけでは履修できないため、金銭的に難しい場合もあると思いました。
Q6
将来、グローバル人材として活躍するために必要な知識や経験を得ることはできましたか?
A6
対話しながら進められていく授業において、自身の考えだけでなく相手の考えも取り入れることができました。また留学生との交流があることで他国の学生の意見を身近に聞くことができ、日本に対してどのようなイメージを持っているのかなど自身の興味についても知見を深めることができました。
Q7
国際日本学の修了をめざしている後輩にアドバイスやメッセージをお願いします。
A7
必修科目と合わせて多くの履修が必要になりますが、さまざまな視点から自分の考えを見ることができるようになるプログラムだと思います。日本を例に授業が進められていくため、自分が知らなかった日本を見つめ直すきっかけになりました。またこのプログラムを履修したことにより日本のことがより好きになりました。修了するための履修は大変だと思いますががんばってください。
2024年度修了者・履修証明取得者・バンチプログラム修了者のアンケート結果を集計しました。
Q1
国際日本学をどこで知りましたか?
A1
グラフのとおり、様々な媒体から情報を得ていることがわかりました。
Q3
国際日本学修了をめざすにあたり、どのような点に気を付けて履修計画を立てましたか?
A3
1、2年生のうちから履修科目をたくさん取るように設定しました。(国際教養学部) 専門科目はグローバル科目を意識的に受講するようにしました。(国際教養学部) 就活が忙しくなる前に留学科目の授業を履修することで計画的に授業を受けられると同時にグローバルな環境にいち早く慣れるようにしました。(文学部) 国際科目に興味のある授業が多かったので、普遍科目を積極的に受講しました。(文学部)
1年生のうちに国際日本学指定科目を多く受講しました。(法政経学部)
Q4
国際日本学で学んだ科目について今後役立つと感じた科目について教えてください。
A4
「グローバルボランティアI / Global Volunteer I」
国際的な問題について学びつつ、実際にボランティア活動をすることによって、より身近な問題として捉えることができます。身近なところに潜む課題について考えるきっかけになり、またどのようにして行動を起こしていけばいいのかを学ぶことができました。これは社会人になってからの課題発見・解決力や行動力に影響を与えると思いました。入学のきっかけにもなったこの授業は、国内・海外のプログラム共に卒業研究のテーマ設定に影響を与えたり、就職活動の参考にしたりしました。
「異文化交流演習(JS) / Japanese Culture from Intercultural Perspectives」
日本人学生と留学生がそれぞれ半分ずつで構成されており、日本と留学生の国の文化を共有する授業です。異なる文化を理解し合うことで新たな視点で物事を考えられるようになり、様々な国の人と仲良くなれることが魅力だと感じました。日本語と英語を使えるので、英語を伸ばしたいと思っている私にとって、とても安心する授業でした。
「アメリカ映画における日本(JS) / Japan in American Films(JS)」
海外のコンテンツの中で、日本の人の性格や見た目、景色やそれらに纏わる特徴についてどのようにイメージ化されているのかを批判的に捉えることができました。 「海外研修フランス語Ⅰ / French Study Abroad I」
留学中の授業では、先生が一方的に話すのではなく、生徒に意見を求める場面も多くあり、刺激的でした。休日には、ルーブル美術館やオペラ座などを訪れ、観光も楽しむことができました。留学でフランス語学習のモチベーションが高まり、帰国後は、フランス語検定の勉強に励むことができました。
Q5
将来、グローバル人材として活躍するために必要な知識や技能、経験を得ることはできましたか?
A5
フィールド調査を通じて、当事者の意見を直接聞いて学びを深めることができました。(国際教養学部) 国際日本学の授業は言語の習得だけでなく、どのようにして世界と向き合っていくべきかを考える機会になりました。国際日本学の授業は今までにはなかった新たな知見を得ることができました。(文学部) 留学など英語で開講される授業は直接役に立つと思いました。それ以外の授業も教養が身につきました。(理学部) 千葉大学附属小学校の生徒にフェアトレードについて説明する機会があり、自分で学んだものをアウトプットし、様々な人と話し合うことで、より理解を深めて自分の視野を広げることができました。(工学部)
Q6
国際日本学の修了をめざしている後輩にアドバイスやメッセージをお願いします。
A6
グローバルな思考力は間違いなくこれからの生活において役に立ちます。1年生のうちから少しずつ国際日本学の授業を履修して国際交流の楽しさを知っていただけると嬉しいです。そして留学の時にこれらの授業で得た経験を活かせることができれば、より充実した留学になると思います。(文学部)
グローバル化が進んでいる現代においては国際的な課題がとても身近なものになっています。将来的にどのような仕事に就くとしても国際的な知識を持っていることは自分の強みとなると思います。大学生のうちから自分の視野を広げられる貴重な機会に必ずなると思うのでぜひ修了をめざしてがんばってください。(工学部)