国際体験

「国際体験」区分は、将来グローバルな舞台で活躍するために、受動的な学習だけでなく、社会における実践活動を通じて様々な環境下での適応力を育成することを目的とした科目群です。「インターンシップ」と「ボランティア」の二つの科目群に分類されています。

「国際体験」区分の修了要件 (2016年度~2019年度入学者)

「国際体験」区分について、最低修得単位は2単位、修了要件単位に算入できる上限単位数は4単位です。

ゲートウェイイングリッシュ
コミュニケーション
留学国際体験修了要件
単位数
講義型 セミナー型
プロジェクト型
短期留学 長期留学
(単位互換)
インターンシップ ボランティア
1-10 0-10 8-24 4-8 2-4 30
  • 2015年度以前入学者の修了要件は上表とは異なります。2015年度以前の国際日本学修了要件の詳細は、PDF版「国際日本学」でご確認ください。

インターンシップ

インターンシップ科目は、普遍教育科目のうち、教養展開科目(キャリアを育てる)の一部に該当科目があります。また、専門科目及び大学院開講科目の一部にも指定科目があります。

  • おすすめ科目: グローバルインターンシップ

グローバルインターンシップ

プログラムの概要

国内外の企業、公官庁での就業体験を行います。グローバルに進展する経済の動向や、それに伴う生活の変動について学び、そこで求められる能力や知識を認識し、自らのキャリアについて考えを深めます。
海外プログラムには、現地企業やNPO法人等において2~3週間の実施体験を行うものや、派遣先企業で問題解決型のインターンシップを行うプログラムなどがあります。

これまでの派遣先
  • インドネシア(インドネシア大学+広告代理店等でのインターンシップ)
  • マレーシア(金融系企業でのPBL型学習)※
  • インド(IT系企業等でのインターンシップ)
  • ハワイ(環境ツーリズムインターンシップ)
  • 香港(旅行会社でのPBL型学習)※
  • PBLとはProject Based Learningの略語で、課題の発見・解決に挑戦する実践的な学習形態です。

授業の構成

グローバルインターンシップの授業科目は、派遣先での就業体験やPBL型学習に加え、事前・事後学習を行うことが必須となっています。

≪ 選考通過 ⇒ 事前学習 + 派遣先でのインターンシップ活動 + 事後研修(報告) ⇒ 単位修得 ≫

  • 事前学習は、「グローバルインターンシップ事前学習」という授業科目で1単位付与されます。

募集概要

募集時期
  • 夏プログラム: 4~5月
  • 春プログラム: 10~11月
対象者
  • 学部2年生以上
  • 一部のプログラム(主に春プログラム)については学部1年生も履修可能です。

履修の流れ

01夏プログラム:4月~5月
春プログラム:10月~11月
ガイダンス開催
説明会開催
  • 内容説明及び各プログラム詳細の発表
  • 大学院生は2月~3月に科目等履修生の申請が必要
02夏プログラム:5月中
春プログラム:11月中
募集・選考
  • 募集要項を入手し、エントリーシートにて応募
  • 書類選考、面接等による選考を実施
03夏プログラム:第2ターム
春プログラム:第5ターム
「グローバルインターンシップ事前学習」を履修
  • グローバルインターンシップ履修希望の場合には、「グローバルインターンシップ事前学習(1単位)」の履修が必須
04夏プログラム:8月~9月
春プログラム:2月~3月
派遣先での活動
  • 各インターンシップ先にて活動
05夏プログラム:11月~12月
春プログラム:5月~6月
事後学習
成果報告
  • 報告会や報告書での成果報告を行う
  • グローバルインターンシップの単位修得に必須
063月
  • 単位修得
担当教員

国際教養学部 崎山直樹  nasastarfaculty.chiba-u.jp

ボランティア

ボランティア科目は、普遍教育科目のうち、教養展開科目(キャリアを育てる)の一部に該当科目があります。また、専門科目及び大学院開講科目の一部にも指定科目があります。

  • おすすめ科目: グローバルボランティア

グローバルボランティア

プログラムの概要

2週間程度、国内外のNPO法人、施設、国際機関、フィールドなどで様々な人々と交流し、グローバル社会における課題を発見し、多様な視点から現実社会の理解を深め、その課題と向き合っていくために必要とされる考え方、幅広い教養、実践的な知識を身につけます。

これまでの派遣先
  • 国内または世界各地(例:アメリカ、スリランカ、インドネシア等)
これまでの活動内容
  • 国内プログラム
    成田空港での利用者案内、フェアトレードイベントのサポート、
    外国につながりのある子ども達への学習支援、
    日本でボランティアを行うために来日する外国人青年のサポート等
  • 海外プログラム
    環境保護、井戸掘り、インフラ整備、幼稚園での活動、貧困地域での食糧配給の活動等

授業の構成

グローバルボランティアの授業科目は、派遣先でのボランティア活動に加え、事前・事後学習を行うことが必須となっています。

≪ 選考通過 ⇒ 事前学習 + 派遣先でのボランティア活動 + 事後研修(報告) ⇒ 単位修得 ≫

  • 事前学習は、「グローバルボランティア事前学習」という授業科目で1単位付与されます。

プログラム概要

授業科目名と対象者
科目名受講対象
グローバルボランティアⅠ 初心者向けのプログラム。初めてボランティア活動に参加する人はこの科目が対象です。
グローバルボランティアⅡ グローバルボランティアⅠを既に履修した学生、またボランティアやフィールドワーク等の知識・経験がある学生が対象です。
グローバルボランティアⅢ 随行者なしで現地集合・現地解散ができる程度の知識と経験を持った学生が対象です。
担当教員とプログラム実施団体の面接により適性を判断します。
募集時期
  • 4月~5月

履修の流れ

014月~5月 ガイダンス開催
説明会開催
  • 内容説明及び各プログラム詳細の発表
  • 大学院生は2月~3月に科目等履修生の申請が必要
025月中 募集・選考
  • 募集要項を入手し、エントリーシートにて応募
  • 書類選考、面接等による選考を実施
03第2ターム 「グローバルボランティア事前学習」を履修
  • 「グローバルボランティアⅠ~Ⅲ」および
    「グローバルボランティア(地域)」履修には、「グローバルボランティア事前学習」(1単位)の履修が必須
048月~10月 派遣先での活動
  • 各ボランティア派遣先にて活動
  • 一部のプログラムは、夏以降に開始し、翌年の5月まで活動
0510月 事後学習
  • グローバルボランティアⅠ~Ⅲおよびグローバルボランティア(地域)の単位修得に必須
0611月~12月 成果報告
  • 報告書の執筆、座談会の開催
073月
  • 単位修得
担当教員

国際教養学部 佐々木 綾子 asasakichiba-u.jp

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